暗闇に生きる魔王
鯉と同じように上から見て楽しむことが出来るメダカがいます。
違うところは飼育環境を整えることで、
より美しい特徴が現れるところです。
改良メダカの中でも根強い人気があるメダカです。
保有する中で一番飼育数の多いメダカ。
スーパー魔王改ラメメダカについて紹介します。
スーパー魔王改ラメメダカとは
宝鱗無双(ほうりんむそう)と呼ばれる2本の線が背中に現れており、
環境に応じて緑や赤に変化します。
頭までラメが載っているものがスーパー魔王改ラメメダカと呼ばれています。
横から見るとラメが体中に敷き詰めれて綺麗ですが、
このメダカの一番の特徴を観賞するなら上から眺めて観賞しましょう。
飼育中のスーパー魔王改ラメメダカ
スーパー魔王改ラメの一生
宝鱗無双とラメが綺麗に現れるかが重要になるメダカです。
飼育経験を元にスーパー魔王改ラメメダカの一生について紹介します。
灰色の卵
不可に近づくほど体が黒色に近づいていきます。
孵化間近になると7割近くが黒色になっています。
ブドウ色の若魚
成長と共に宝鱗無双が現れるようになります。
成魚になると全体にラメが載ります。頭にラメが載りづらい印象です。
頭にラメが載っていないものが魔王改メダカで、ラメがないものが魔王メダカです。
スーパー魔王改のオスの背中は、ラメが載りづらい印象です。
代わりに背中が一面光に反射しやすくなります。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]色違いの類似メダカに、「鳳凰改ラメ」という品種のメダカがいます。こちらは全体が黄金色です。[/chat]
ヒカリ体型の注意点
スーパー魔王改ラメはヒカリ体型のため、体型が崩れやすいです。
体長が1cmを越えた辺りから、背骨がS字に曲がることが多いメダカなので、
選別作業が必要になります。
親メダカの影響を受けやすいメダカなので、その段階で選別が出来ていれば
背骨の変出が起こりにくくなります。
オスメスの違い
成魚のスーパー魔王改ラメで、左がメス。右がオス。
オスは上下対称のヒレが真っすぐ伸び切っていますが、
メスは上下対称のヒレがカーブを描こうとします。
観賞方法
周囲が黒くないと、体の色が薄い灰色になり易いメダカです。
そのため、一般的に売られている水槽では、
スーパー魔王改ラメの特徴を観賞しづらいです。
黒い容器の中で飼育し、上から眺めて楽しみましょう。
まとめ
- 頭にラメが載ったものがスーパー魔王改ラメメダカと呼ばれています
- 黒い容器で上から眺めて観賞を楽しむことが出来ます
- ヒカリ体型のため次の世代を残すために選別作業が重要になります
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