泳ぐ姿は天女の舞
ヒレの長いメダカは数多くいます。毎年新たな
ヒレ長メダカが発表されています。
新しいメダカほど人気があり魅力的に見えますが、
累代されている個体ほど、次の世代にも特徴が強く引き継がれます。
メダカを飼育し始めた頃から飼育している、
松井ヒレ長星河メダカについて紹介します。
松井ヒレ長星河メダカについて
松井ヒレ長星河メダカ(以下、星河メダカ)は、
光を反射する部分が背中一面に広がっています。
横から眺めると星河(せいが)の名にふさわしく、
体の両面にラメが散りばめられています
ヒレが青く光り、長いヒレの優雅さに魅了されます。
飼育中の星河メダカ
星河メダカの一生
黒い線の入った卵
孵化が近づくと体に黒が混じるようになります。
出現率は低いですが、体色が肌色の場合はアルビノの可能性があります。
銀色の若魚
選別する際
背中がまっすぐに光り、ヒレが青く反射する
両面に隙間なくラメが散りばめられているのが理想的です。
ヒレが伸びないまま成長が終わってしまう個体がいます。
成長途中で産卵が始まることが大半なので、
大きくなってから選別作業を行い、ヒレが伸びているか
確認する必要があります。
ヒレ長メダカの注意点
尾ぐされ病
ヒレの先端に綿やカビのようなものが現れる症状です。
放置するとヒレが裂けてしまい、弱い個体であれば衰弱死してしまいます。
カラムナリスと呼ばれる細菌によって起きることが大半なので、
他のメダカに感染する恐れがあります。
感染させないためにも、患ったメダカを隔離する必要があります。
口ぐされ病
カラムナリスが原因で口の周りにも症状が現れることがあります。
口の周りに出来てしまうと、エサを摂取することが難しくなり
悪化すると口が塞がれてしまい、一切餌が摂れなくなります。
塞がれているメダカを発見した場合に、すぐに対処を行う必要があります。
起きやすい環境
季節の変わり目に気温が上昇することにより、
水質が悪化した時や、大幅に水替えを行った時。
屋外から室内に移動した時に見られる症状です。
環境の変化によってメダカにストレスが加わり、
免疫力が低下した時に起こりやすいです。
治療薬
まとめ
- 泳ぐ姿は天女の舞。横から見ることをおすすめします
- 季節の変わり目や急激な環境の変化によって病気になりやすい
- 尾ぐされ病や口ぐされ病は他のメダカに感染しやすい
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