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目次
産卵後、何日目の卵か?わかるようになろう

メダカの出品をさせて頂いております。
閲覧またはご購入して頂きありがとうございます。
取引中に聞かれる質問の中に「有精卵か無精卵か見分けづらい」など、
メダカの卵に関する質問を何度か頂きました。
飼育経験を元に、有精卵か無精卵かの判断方法や
孵化までの管理方法について紹介します。
裸眼で確認
薄いモヤ
卵の表面に薄いモヤがかかった状態は
無精卵であることが大半です。
半透明
卵が割れ中身が出てしまうと殻が残り、半透明色に見えます。
有精卵よりも沈むのが遅いため、見た目で分かります。
メチレンブルーでは染まらないことが大半です。
メチレンブルーで確認

無精卵の場合、30分程度浸すだけで卵が染まります。
メチレンブルーの濃度によっては、有精卵であっても真っ青になります。
低濃度または真水に変えることで表面の色が薄まります。有精卵であれば透明または黄色っぽい色が現れます。
卵の管理方法
品種別の孵化の仕方

透明→オレンジ
(アルビノメダカ、龍の瞳、)
卵は孵化が近づくにつれて、透明からオレンジ色へと濃くなっていきます。
孵化間近になっても眼は透明なままです。
透明→透明
品種例(夜桜)
孵化間近になっても、体色は透明に近い色のままです。
透明→黒
品種例(サファイア、星河、鯖の極み、金烏、ブラックダイヤ系統)
孵化間近になると体色に黒が混じります。
ブラックダイヤの体色はより濃い黒になる印象です。
触診

有精卵であれば、軽く指でつまんでも簡単には割れません。
孵化間近になると体が完全に出来上がり、体色が濃くなります。
その頃に指でつまんだり水圧で割れることがあります。
有精卵であっても死滅または無精卵状態になる

輸送中
環境の悪化
夏の暑さで熱湯状態なり、卵が死滅する場合があります。
孵化が近い卵ほど、その確率が高まります。
未成熟
一時的に有精卵であっても、親の健康状態や不完全な交配により
卵の衰弱を招き、孵化しないことがあります。
水温や照明
水温が低いままだと、孵化しないことがあります。
孵化しない間でもヨークサックを消費しているため、
適切な日数(7~10日)を経て、孵化させる必要があります。
やっと孵化したと思ったら、ヨークサックが全くない状態で、
衰弱しておりすぐに底に沈んでしまうことがありました。
早く孵化させようと水温を上げると、半ダルマやダルマ体型になってしまうことがあります。
水カビ
無精卵をメチレンブルーを添加した水溶液に浸していても、
数日でカビが発生します。
付着糸で有精卵と密着している場合、
カビが移り死滅することがあります。
体が完全に出来上がり、体色が濃くなる孵化間近にならない内に、
ほぐしておいた方が安心です。
まとめ

- メチレンブルーがあれば一目瞭然
- 品種によって卵の見た目が変わっていきます
- 生まれるまでが有精卵