偽物が出回るほど人気のメダカ
ブラックダイヤヒレ長と同じく、今年注目したメダカがいます。
宝石に例えられたり、宝石名をメダカの名前に使われることがあります。
偽物が出品されるほど人気があり高値で取引が行われています。
紺色の鱗を持つことで、光に影響することなく特徴が現れる、
サファイアメダカを紹介します。
サファイアメダカとは
紺色の鱗を持つので光の影響を受けにくいメダカです。
横から見ると白い鱗が隙間なくギッシリと敷き詰められています。
次の世代に特徴が引き継がれ易いメダカであり、
選別を怠らない限り、高品質なメダカを維持できるでしょう。
飼育中のサファイアメダカ
サファイアメダカの一生
黒い線が入る卵
黒ラメメダカと同じように、孵化が近づくほど体色に黒が混じります。
針子になっても透明なままであれば、別のメダカである可能性が高いです。
紺色の若魚
頭部周辺にラメがない若魚と思っていたら成魚になると
「紺色の鱗だった」ということがありました。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]そのままでも紺色に見えますが、黒い容器で飼育した方がハッキリと確認できます。[/chat]
サファイアメダカの個体差
「頭部分が紺色の鱗」の個体や「白い鱗の割合が多い」個体。
「紺色の鱗と白い鱗が混じる」個体がいます。
光の反射によって、紺色の鱗が黄緑に見えることがあります。
偽物の落札被害
3回ほどサファイアメダカを卵の状態で落札しており、
成魚まで成長させました。
その中で偽物だった2種類のメダカについて紹介します。
ヒレ無しサファイア
ヒレ無しサファイアメダカの卵を落札したものの、実際は夜桜メダカでした。
サファイアの元になった黒ラメメダカは卵の段階で、体色に黒が混じるようになります。
卵の段階で体色に黒が混じらないので、偽物だということは薄々気づいていました。
他人の画像を利用されていました。
サファイアでもない画像。画像と違うメダカ。
公開されていた親メダカの画像は1枚のみ。
「撮り方の問題で違うメダカのように見えている」と思っていましたが、
実際にサファイア飼育して分かりました。画像の段階で既に全くの別物でした。
それだけでなく、卵が成魚になると只の黒ラメ幹之メダカでした。
卵の段階で偽物か本物か見分ける方法
画像の無断使用の疑いがある
- 画像が1枚だけでないか?
- 画像が無断使用されたものではないか?
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]新たな画像を見せてもらえないか聞いてみましょう[/chat]
画像加工の疑いがある
- 目が痛くような発光または変化のないベタ塗りの単色が、メダカの体全体に広がっていないか?
サファイアメダカに限らず、親メダカを赤や蒼に画像加工した上で、卵を出品している事例が数多く見られます。
取引中のトラブルになる恐れがある
- マイナス評価は多くないか?強い口調で反論していないか?
- 同じ内容でマイナス評価になっていないか?
まとめ
- 紺色は背中に現れるので、上から観賞しましょう
- 次の世代に引き継がれ易いメダカです
- 偽物が多く出品されているので、卵購入には気を付けましょう
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