腹八合医者いらず
金魚やメダカを飼育していると、水が変色し緑色になることがあります。
いつの間にか出来がることはあっても、必要になって意図して
作り出そうとすると、それなりの手間がかかります。
濃いグリーンウォーターはメダカに悪影響を及ぼします。
経験を元にメダカにとってのグリーンウォーターを紹介します。
グリーンウォーターとは
植物性プランクトンであるため光合成を行うときにアルカリ性になります。
水槽の底にたまる緑色の沈殿物は酸性と言われています。
植物なので光合成を行っていない場合は酸素を使用していることが考えられますので、
抹茶のような濃さになる前に水を薄めることをおすすめします。
グリーンウォーター水の作り方
栄養価の高い水と光量が揃うことによって発生しますので、
飼育水がグリーンウォーター化しない場合は、
どちらかが不足していることが考えられます。
飼育水を利用する場合
飼育数の多さから自然に発生する
敷材を全く使わないまたは極力減らすことで、
浄化作用を弱めることで発生する
飼育を始める場合
屋外
日光が当る所に、ハイポネックスを加えたカルキ抜きの水を置き
放置することで発生しやすくなります。
エアーポンプで空気を送り続けることでより早く出来上がります。
室内
室内かつLEDライトであっても光量が高いほど、
グリーンウォーターが発生しやすくなります。
グリーンウォーターを食するミジンコやボウフラは入れないようにしましょう。
メダカにとっては得しかないように思えますが、グリーンウォーターが一向に出来上がりません。
グリーンウォーターの利用方法
針子をどうしても育てたい時
屋外のグリーンウォーター水槽で孵化したばかりの針子を
飼育すると生存率が高い印象です。
成魚が紛れ込んでも確認するのが難しくなるため、
入り込まないように気を付けましょう。
針子の間は泳ぎが不慣れで初めの内は水面を漂うだけなので、
大雨の混入で水が溢れたりして逃げ出さないようにしましょう
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]栄養価の高い飼育水の場合、数日で水中を泳げるようになります。[/chat]
越冬中の飼育水
飼育することで色揚げがされると言われています。
余分な餌を与えることが出来ないので、越冬になれていない方におすすめします。
グリーンウォーターを維持するためには日光が必要なので、防寒対策を意識しすぎて
透明化させないようにしましょう。
病気の確認がしづらい
グリーンウォーターの維持を意識しすぎて、掃除を怠ることがありました。
春から夏にかけてや越冬前など季節の変わり目に掬いあげ、
確認すると病気になっていることが多々ありました。
まとめ
- 針子の生存率を上げるのならグリーンウォーター
- グリーンウォーターだからといっても、メダカが病気にならないわけではない
- 抹茶のようなグリーンウォーターは酸素を急激に奪う可能性がある
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