メダカにとって発泡スチロールは藁の家?レンガの家?

メダカ

発泡スチロール容器で飼育する際の注意点

気候変動により自然現象という狼が猛威を振ることが増えています。

人でもメダカでも頑丈な家で過ごしたいものです。

大きな水槽ほど持ち運びがしづらく、値段は相応のものになってしまいます。

屋外で2年使用した上での経験を元に、発泡スチロールでのメダカ飼育について紹介します。

発泡スチロール水槽とは

りんごやネギなどの梱包容器を利用してメダカを飼育するための容器です。

黒くする際には黒いビニールを被せることで、

黒い容器で特徴が綺麗に現れる品種にも使用できるようになります。

[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]黒いゴミ袋と防水性のガムテープの組み合わせで覆っていました。どちらも100円均一ショップで販売しています[/chat]

スプレーで黒く染める方法がありますが、スプレーには塗料を溶かすための溶剤が含まれていることがあります。それによって発泡スチロールが溶けだす可能性があります。

入手場所

  • スーパーに向かい、分けてもらう
  • 友人やジモティーなど直接人に会って、分けてもらう
  • ホームセンターやサイトで購入

使用方法

断熱効果

気温による急激な温度が低いと言われています。

入手のしやすさ

  • スーパーで無料で分けてもらうことが出来ることがある
  • 30,40Lが大半なので大量飼育するのに使いやすい

加工がしやすい

雨水が混入した際に排水がしやすいように、カッターなどで簡単に加工しやすい。

鉢底ネットとグールガンで排水口を作りました。

若魚以上の大きさなら穴から逃げ出すということは無いと思います。

デメリット

購入に向かない

販売されている発泡スチロールは数L単位のものが大半なので、

使い勝手の良いものを見つけづらい。

[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]大型のものをネット注文すれば、その分手数料が高くなります。[/chat]

壊れやすい

水替えや選別作業やゴミ取り。物が当たったりすると、簡単に傷がつきます。

直射日光に晒され続けると、2年目ごろから表面が粉っぽくなります。

隙間に汚れが入り込みやすいので、見た目が悪くなり、清掃の際にも手間がかかります。

廃棄の際に困る

  • 簡単に手に入ることや汚れていることが殆どなので、譲渡がしづらい

捨てる際には地方自治体のルールに基づいて処分する必要があります。

あまりにも汚れていたり、大きなものの場合、ゴミ収集車に回収されない可能性があります。

発泡スチロールでも水面は凍る

発泡スチロール容器であっても、気温が下がり続ければ水面は凍ります。

蓋や切れ端を浮かべても同様です。

発泡スチロール水槽だからと言って越冬対策の手間が省けたり、しないで済むということはありません。

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まとめ

  • 購入よりも、まず無料で分けてもらえる店や人を探しましょう
  • 発泡スチロール容器で飼育を始める際に捨てることを想定しておきましょう
  • 発泡スチロール水槽であっても、気温が低ければ凍ります

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