空母ロナルド・レーガン兄さんと比較してみた
航空機の撮影にハマっていた時期があり、500㎜の望遠レンズと、
一眼レフを背負い航空祭に足を運んでいました。
その延長で、護衛艦「いずも」とロナルド・レーガンの両方に乗りました。
空母化で注目されている護衛艦「いずも」と実際の空母との違いを
体験した上での当時の感想をまとめました。
いずも型護衛艦とは
横須賀基地に配備されている日本最大の護衛艦です。
もともとはヘリコプターを載せて
敵の潜水艦を見つけるために作られました。
いずも自体に相手の艦を攻撃するような武装は無く、
味方の船に守ってもらうことが前提です。
ヴェルニー公園
江戸時代に始まった横須賀の軍港づくりに貢献した
フランス人のフランソワ・レオンス・ヴェルニーさん
が由来の公園であり、何種類ものバラが植えられています。
停泊中であれば、横須賀のヴェルニー公園内で
正面を撮影することが出来ます。
護衛艦「いずも」だけでなく、そうりゅう型潜水艦を見ることが出来ます。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]戦艦「陸奥」の主砲が設置されたことで話題になりました。[/chat]
最寄り駅は、横須賀駅または汐入になります。
よこすかYYのりものフェスタ
毎年6月上旬に行われている海上自衛隊の
横須賀基地が参加しているイベントです。
そのイベント内で護衛艦「いずも」を公開することがあります。
イベント自体は毎年開催していますが、
別の護衛艦を一般公開することがあります。
観艦式
観艦式のイベントで乗船ことが出来ます。
観艦式自体が抽選のため、当選することは相当難しいです。
30歳未満であれば、青少年券に応募することで一般券よりも当たりやすくなります。
観艦式期間であれば、大さん橋で護衛艦「いずも」を一般公開しているようです。
ロナルド・レーガンとは
米横須賀海軍施設に配備されている
ニミッツと呼ばれる原子力空母の同型艦です。
横田基地などに配備されているF-18を搭載して敵を攻撃します。
東日本大震災の際には支援活動として、トモダチ作戦に参加しています。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]最新の空母として電磁式カタパルトを搭載したジェラルド・R・フォードがあります。[/chat]
横須賀軍港めぐり
通常、海軍施設内は立ち入り禁止ですので、
停泊中であれば「横須賀軍港めぐり」と呼ばれる
クルーズ船を利用することで見ることが出来ます。
ロナルド・レーガンだけではなく、護衛艦「いずも」やイージス艦や掃海艇、おやしお型潜水艦。
運が良ければ、原子力潜水艦も見ることが出来ます。
イベント期間中などは当日券が買えないことが
ありますので、事前に予約を行いましょう。
ヨコスカフレンドリーシップデー
毎年8月上旬に行われている米海軍横須賀基地のイベントです。
そのイベント内で、ロナルド・レーガンの一般公開することがあります。
最寄りは汐入駅または横須賀中央駅から徒歩15分になります。
三笠公園近くにある、三笠ゲートから入退場出が出来ます。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]始発直後から行列が出来るほど人気のイベントです[/chat]
イベント自体は毎年開催していますが、その時期に停泊していないと一般公開はしません。
護衛艦と空母の違い
いずもとロナルド・レーガンの両方を乗り比べて、
護衛艦と空母の違いを体験してみました。
艦内
護衛艦「いずも」
艦内の横幅は倍程度違います。
いずもは端から歩いてもすぐに反対側に着きます。
横田や厚木基地で艦載機を見たことがありますが、
護衛艦「いずも」ではF-35Bが、縦に一機ずつしか
収まらないと思えるほど狭く感じました。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]改修によって艦内にF-35Bが14機搭載出来るようです。[/chat]
ロナルドレーガン
ロナルド・レーガンは反対側が遠くに思えました。
昇降機
護衛艦「いずも」
護衛艦「いずも」では1機のみですが、
ロナルドレーガンでは艦載機を2機載せられる広さがあります。
ロナルド・レーガン
昇降機の速さが倍程度違いました。ロナルドレーガンの方は、
ちゃんと立っていないと危ないように感じました。
護衛艦「いずも」では、安全を考慮して速さの調節を行っている可能性があります。
甲板
護衛艦「いずも」
全通甲板だけのことはあり、護衛艦「いずも」の縦幅は
飛行機が飛ばせそうな程の距離がありました。
しかし横幅が狭いので、飛行機を飛ばしている間に、
甲板のどこに後続機を待機させるのか疑問に思いました。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]当時は雨でした[/chat]
ロナルド・レーガン
ロナルド・レーガンと比べて表面を見る限りでは、
護衛艦「いずも」と塗装の違いが分かりませんでした。
運用方法
ロナルド・レーガンは領海や領空を離れても
作戦を遂行出来るように設計されています。
いずも型護衛艦は諸島防衛のために、
限定した作戦内容のための改修や運用が行なわれます。
空母への道のり
改修作業は横浜市の磯子区のジャパンマリンテッドで行われています。
メンテナンスもそこで行われており、チャンスがあれば、
関東では見ることが少ない、護衛艦「かが」を見ることが出来ます。
護衛艦「いずも」
現在、F-35Bを搭載するために耐熱加工や電源設備の改修を行われています。
改修後は実際にF-35を利用して甲板上で飛行訓練が行われるでしょう。
かがの改修後、2024年末に護衛艦「いずも」の艦首を四角形にする
ための改修が行われると思われます。
護衛艦「かが」
空母の改修が決まった護衛艦「いずも」の同型艦です。
現在は広島県の呉で運用されています。
艦首を四角形にすることで、発艦しやすくするための改修が決定しています。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]
そのため耐熱加工も同時に行うことで大幅な改修は、この一回で終わらせるのだと思われます。[/chat]
まとめ
- 改修する前からF-35Bを発艦できるほどの長さはあった
- いずも型護衛艦の昇降機の性能に不安がある
- 先端が四角形に改修されるまで、表面上ほとんど変わらない
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