水槽の中のサバ
「忘却の翼」など、名前に特徴のある個性的なメダカが増えてきています。
その一つに「サバの極み」というメダカがいます。
水族館でない限り、活きの良い鯖を身近で見ることは出来ません。
飼育経験を元に水槽を泳ぐメダカ界の鯖。サバの極みメダカを紹介します。
サバの極みとは
緑光という背中が緑色に見えるメダカの仲間になります。
緑光系青幹之透明鱗腹黒。鯖(サバ)の極み。
上から見る姿はまさに青魚。
背中の鱗が一つ一つハッキリと見え、青みがかった色になります。
更に腹の部分に黒い模様が現れることで、鯖そのもののように見えます。
海水や食塩水について
メダカには塩水の対応力があります。
メダカが病気になった際に少量の塩を加えて、食塩水の中で数日間の治療を行います。
長時間の食塩水で飼育を行うことは、
エラに悪い影響を与えたり、メダカに強い負荷を与えることになります。
鯖という名称がついていても、
海水や食塩水で長時間飼育することはおススメしません。
メダカの寿命は長くて3年と言われていますが、
その寿命を縮めかねません。
飼育中のサバの極み
サバの極みメダカの一生
忘却の翼と同様に品種名が気になったメダカです。
飼育中のサバの極みを元に紹介します。
黒い線が入った卵
孵化が近づくと体に黒が混じります。
針子の段階からグリーンウォーターで飼育するとより、
青魚ような青くて鮮やかな個体になると言われています。
青魚のような若魚
成長するにしたがって鱗が綺麗に現れます。
背中が銀色から青色が強い個体まで様々な個体がいます。
透明な容器や黒い容器で見ると、背中の線が強く浮かび上がります。
代わりに、鱗を確認しづらくなります。
白い容器の方が背中の特徴を観賞しやくなります。
選別作業
選別作業を行う際にも白い容器で行うことで、
確実にサバの極みメダカの特徴を確認することが出来ます。
背中の鱗や腹の黒い模様が綺麗に現れている個体を選びましょう。
確認事項
- 鱗はギッシリと敷き詰められていること。
- 腹の黒い模様が綺麗に載っていること。
- 背骨が曲がっていたり、下がっていないこと。
- 口や背中が歪んでいないこと。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]次の世代にもサバの極みの特徴を残すためにも選別作業は、しっかりと行いましょう。[/chat]
観賞方法
鯖の特徴を活かして、水槽を海のように飾るのも良し。
白い容器で特徴を観賞しやすいので、
魚屋のように「トレイの上の鯖」のように彩るのも良し。
まとめ
- 鯖好きにお勧めしたいのがサバの極みメダカ
- 白い容器で特徴がハッキリわかる
- 鯖を活かした観賞方法を楽しめる
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