冬眠する前に終わらせたい。メダカの選別

特徴を次の世代に引き継がせたい

「室内飼育で年中繁殖させたい」

「屋外飼育は越冬に不安」

「たくさん室内で飼うことはできない」

冬眠に入ってからの移動はメダカの負担になります。

平均気温が15℃を下回らない内に行ってしまいましょう。

経験を元にメダカの選別について紹介します。

室内飼育させるにはまだ早い

色揚げ

今年生まれたばかりのメダカを

より濃い色鮮やかなメダカにしたい場合は、

越冬させる必要があります。

室内飼育

繁殖させ続けることはメダカの負担です。

メダカシーズンに取れるはずの卵の数が減り、

年間の収穫量が減少する場合があります。

加温していなくても室内の温度によって、

繁殖を行っていることがありました。

室内飼育は屋外飼育よりも環境維持に手間がかかり、

環境の悪化が早く進行します。

メリットデメリットを考慮した上で室内飼育を行いましょう。

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https://tamekatsu.com/2020/11/07/medaka-egg/

必要な容器について

黒い容器があれば大帝の品種に対応できるので安心です。

しかし手ごろなものは入手しづらい印象です。

白い容器であれば、発泡スチロールで代用が可能です

横からメダカを見る

ダイソーで素材を入手した上で手作り出来ます。

マスキングテープを貼れば、横から見るために必要になる

透明な部分を残すことが出来ます。

スプレーの溶剤により、プラスチック容器が白く変色したり、

溶けたりするので注意が必要です。

[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]フリマサイト等で既製品を購入した方が確実です。[/chat]

メダカにおける全般的な選別作業

体型の変形

口や背中が変形

「口が終始開いたまま」の個体や「完全に開かない」個体が存在します。

口は栄養を摂るために必要な器官になります。

餌が摂れなければ衰弱に繋がります。

背中がS字に曲がっている

腹部を圧迫することで、卵の減少無精卵の確率が高くなります。

背下がりを放置することで次世代の個体に影響を及ぼしたり

より悪化する場合があります。

オスに胸ビレが無い

メダカの胸ビレはメスと比べて、オスは小さいものですが、

3mm程度しかない個体もいれば、全くない個体が存在します。

物音に過敏に反応することが多いので、すぐに気づきます。

[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]背びれが無いことが特徴のメダカが存在します。[/chat]

病気にかかっている

繁殖や飼育に移動する前に隔離した上で治療が必要になります。

放置するとヒレや鱗の破損や衰弱に繋がります。

  • ヒレが病気になれば破れ
  • 鱗が病気になれば剥がれ落ち
  • 口が病気になれば衰退

オスメスの選別作業

ペアまたはオス1メス2が基本です。

ペアの相性が悪いと産卵を行わないことがあると言われています。

飼育数を増やす場合は、メスの割合が多くなるようにした上で、

合計した値が奇数になるように維持しましょう

品種別の選別作業

ラメ

  • まばらなラメな個体
  • 特徴的なラメが不足している個体

よりラメの多い個体を選びましょう

成魚になると綺麗なラメが現れることが大半です。

若魚のうちに見切りをつけないようにしましょう。

黒色

  • 白い容器に映しても黒いままの個体を選びましょう

環境に合わせて薄い体色になる場合、特徴が現れていない個体になります。

日光が無いと病気になりやすくなり鱗が剥がれ落ちやすくなります。選別作業が終わった後は注意しましょう。

ヒカリ体系

背曲を起こりやすいと言われています。

S字だけ気にするのではなく、背が下がっている個体も

選ばないことが重要になります。

選別作業を怠っていた個体の卵の6割が背曲を起こしていましたが

選別作業を丁寧に行うことで、出現率が2割程度に抑えられました。

通常のヒレになっている場合があります。

上の背ヒレが二つに分かれている場合はサムライフィンと呼ばれる

珍しい個体の場合が大半ですので選別の際には選びたいメダカです。

ヒレ長・スワロー

産卵が始まったからと言って、成長が終わったわけではありません。

3cmになったら改めて選別作業を行いましょう

成魚になってもヒレが伸びていない個体もいます。

屋外から室内に移動した際など環境の変化により免疫力が低下することにより病気になりやすくなります。選別作業が終わった後には注意深く見守る必要があります。

ダルマ

背下がりや背曲りを起こしやすいメダカです。

背中に圧迫されると卵の減少や無精卵の確率が高まります。

寒さに弱いため、越冬させるには不向きのメダカです。

選別作業に関わらず、室内飼育させることをおすすめします。

まとめ

  • 品種によって選別作業は異なります注意するところがあります
  • 環境変化によりメダカへの影響により産卵しなくなることがあります
  • 屋外飼育に向かないダルマメダカは選別作業に関わらず室内飼育しましょう

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