飼育環境の悪化との闘い
飼い始める前に、2週間ほど飼育環境を整えたり、
他の水槽から飼育水を添えることでより短い期間で飼育できます。
それでは時間がかかったり、立ち上げのために飼育水を用意するのは面倒なもの。
飼い始だけでなく、水替えや環境の悪化を改善するために、
添加するPSBについて経験を元に紹介します。
PSBとは
カルキ抜き水で飼育するとバクテリアが全くいないため
アンモニアが分解されず、メダカがアンモニア中毒になって
死滅することがあります。
光合成細菌と呼ばれているPSBを添加することにより、
アンモニアを分解するため水質浄化作用があります。
酵母を食べ増殖していくことで、液体が赤色に変色していきます。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]臭いがキツイので管理方法や使用方法に注意する必要があります。[/chat]
入手方法
メルカリやヤフーオークション等で販売されています。
自分で増殖が可能なので、ポリ容器入りのPSBを購入して
500mlペットボトルで増やしましょう。
増殖に必要な酵母錠剤は薬局でも販売しています。
商品名によっては販売していない酵母錠剤がありました。
ネットでも注文出来ますが用意できるのにラグがあり、面倒な事態になったことがあります。
増やし方
- ペットボトルまたはポリタンク
- カルキ抜き水道水
- 酵母入り錠剤エビオス錠2錠
空気が苦手であり、出来る限り空気が入らないペットボトルや
携帯式ポリタンクを用意する必要があります。
軽く染まる程度でも増殖していますが、1/4程度の原液を入れると安心。
容器の入り口までカルキ抜き水道水を入れることで、
出来る限り空気の入る隙間を無くします。
100円玉3枚程度入るような空気があっても、
PSBを作り出すことは出来ます。
空気が一切入らないようにするのは手間がかかる上に、ふたを閉める時に溢れます。
全体がピンク色に近い赤色になった頃に使い始めてしまうので、
900mlペットボトルに2錠投入しています。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]更に酵母錠剤を投入することで、より濃いPSBを作ることが出来ると思います。[/chat]
光りを好むので暗所での保管はおすすめしません。
一度保管していた際には、全く増殖していないことがありました。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]放置しても酵母の近くで増殖していきますが、気が向いた時に振ることで全体が赤く染まります。[/chat]
PSB添加方法
- キャップ1杯
- 2秒傾ける
使用例
- 室内飼育環境を安定させることで産卵を始めさせたい
- 水槽立ち上げ初期や水替え直後に添加することで飼育環境が崩壊するのを避けたい
- 飼育環境を良くすることで卵の収穫量を増やしたい
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]添加することにより、ハッキリとした変化が見られるわけではありません。[/chat]
敷材の変更や水替えと同じように選択肢の一つとして
打つ手がなくなった最後の手段として使用しています。
繁殖力が強いため、PSBそのものを生活排水と同じように流すのはやめたほうが良い。
近場に置いていたゾウリムシ水の中が、赤く変色していたことが何度もあるほど増殖力が高いです。
まとめ
- 添加により劇的な変化が起きるわけではない
- メダカを早く飼育したい時や水替え直後に添加すると良い
- メダカ飼育における選択肢の一つとして使用しましょう
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