メダカ飼育のPDCA
メダカ飼育を長年していると楽しいことばかりではなく、
辛いことや行動に対する意味が気になるようになります。
一つのことを継続することで学ぶことは多々ありますが、
新たな試みを始めることで学ぶことが出来ます。
今年の経験を元に霞メダカ流のPDCAを紹介します。
今年挑戦したこと
非効率費用対効果無駄の削減
- ホテイアオイを使用しない
- 産卵床にシュロを使用しない
- ミナミヌマエビを入れない
- 紅龍メダカの選別を行わない
卵を収穫する際にゴミが混入しやすく、
水替えの際にポンプに詰まりやすくなる。
藻対策に混泳させていましたが、一向に減らないどころか
フンの清掃に手間がかかり水質悪化を懸念してやめました。
紅龍の選別作業を繰り返しても、思い描いた赤にならなかったため
選別作業を行わないことにしました。
- 底床は使わず、牡蠣殻のみを利用する
加温とアルカリ性に偏る配合底床により、アンモニアが分解するよりも増加する量が優る。
次第にメダカが弱まってしまうことになりました。
経費削減の再利用でしたが、使用を断念。
新たに牡蠣殻を購入し、一水槽に1つ牡蠣殻を投入しています。
メダカの提供
- メダカの卵の出品
- 選別漏れの成魚のメダカを出品
増えすぎた卵を腐敗させないために始めたことですが
選別漏れや選択作業を行わなくなった成魚を出品するようになりました。
新たな試み、気の配り
- 敷材を使わないでグリーンウォーターとPSBのみで飼育
- 夏に成魚がいなくなることが多かったので西日除けも兼ねてのすだれ設置
- 100円網をメダカ用網に改造
- 針子の屋外飼育ゾウリムシ無し豪雨の際に雨水避け
- 防寒対策を意識しすぎて日陰を作りすぎない
- 本格的な室内飼育
- 金烏メダカの改良
- 屋外飼育設備の拡張
不必要なものを省くことで手間を無くし効率化を図りつつも、
「メダカの損失だけはさせない」ように注意しました。
現状維持をしても衰退するだけなので品種改良を続けています。
既製品を作り直して小型化した上でメダカ用の網を作りました。
- トロ舟用の蓋の製作
冬の低温に伴い、室温も低下するようになりました。
室内の水槽用ヒーターが頻繁に作動することで光熱費がかかるようになりました。
湿度も高まっていたため、室内や自身の健康を危惧。
蓋を設置することで水温低下を防ぎつつ、
室内の湿度上昇を防ぐようにしました。
外部発信
- メダカショップ【霞メダカ】のTwitter開設
- ブログ開設
- メダカ動画公開
- オリジナルメダカにハウスネーム名づけ
出品に合わせて出品情報や飼育環境を公開するようにしました。
出品の際に落札の注意事項を記入するだけでは、
「品種の魅力や注意点が書ききれない」と思ったので、
ブログを書くようになりました。
反省点
- 猛暑中の出品及び発送方法
- 木材に白アリが発生
- 拡張しすぎた屋外飼育設備
- アルカリ性に対する過度の信頼
- 卵の安定期を軽視
猛暑の中での出品は「小型のポリ容器では無理があった」と思いました。
また発送方法が一つしか選択肢がなかったことも良くなかった。
土の地面に直接木材が触れる状態で気になっていたものの放置していた
定期的に点検を行っていなかったので、白アリが発生しやすくなっていた。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]木材どころか発泡スチロールの表面が削られていました。[/chat]
屋外水槽をさらに6つ増やしたものの、
余計な所有欲を生み出し、偽物メダカの落札に遭い、
一匹一匹に対する飼育がおろそかになった。
加温とアルカリ性の水質によりアンモニアが増加。
メダカを弱まらせる結果となりました。
卵の安定期と思われる血管の形成段階の前では、
寒さに耐えられる卵が減っているように感じました。
来年挑戦したいこと
- 室内飼育の1年間継続
- 金烏メダカの改良
- 観賞を重視した水槽づくり
- メダカの動画配信の拡充
- 動画編集
- 霞メダカのネットショップ化
屋外飼育は飼育環境の維持費がかかりにくいものの、
外的要因により気づいた時には使い物にならなくなる。
室内飼育を1年間続けられるように経験を積みます。
屋外飼育出来ない方もおられると思いますので、
YouTubeを利用して「ブリード重視」から「観賞を意識した楽しみ方」を紹介を考えています。
ヤフーオークションやPayPayフリマでは出品手数料がかかるため
金烏メダカの改良等を行い霞メダカのブランド力を高め、
ネットショップを始める。
まとめ
- 不手際でメダカの損失をさせないように注意しましょう
- 無駄な作業や手間を省くことで新たな試みを始められる
- 来年には金烏メダカの向上や改良を行いたい
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