メダカと水草の相性と見た目

メダカ

観賞重視か効率重視か

水槽の中の森。光合成によって生まれた気泡が実る姿は美しいです。

メダカにも空気は必要ですが、エアーポンプが好きなほど泳ぎがうまい魚ではありません。

水草は空気を消費することがあるので、たくさんあればいいわけではない。

経験を元にメダカのための水草の選び方を紹介します。

主要水草一覧

水草は光合成を行うときに酸素を放出し、

夜間の間は酸素を取り込んでいると言われています。

藻が絡まることで掃除や卵収穫により手間がかかるようになる

水槽の水面

ホテイアオイ

ある程度の光量が必要であり寒さに弱い。

根の増殖力が高いため、卵が絡まりやすく産卵床として良く使われている。

使用感としては、根が多すぎるため卵を探すのにそれなりの時間がかかる。

側根が取れやすいため、卵隔離容器の中に紛れ込みやすい。

古い根などの有機物質が、根に絡まりやすいので、そういったものの卵に付着しやすい。

アマゾンフロッグピット

葉の大きさの割に、主根が長くなりやすいため、掃除の邪魔になったり

横から見た際に景観を阻害しやすい。

卵が付着していることがあるので増殖させたまま放置すると、卵を探す際に手間がかかる。

ミジンコウキクサ

メダカが食べると言われる浮草。

そのため、成魚メダカの口よりも小さい。

かなりの細かさなので水面の振動により、水槽の側面にへばりつき枯らしてしまうことがある。

メダカが食べているところを実際に見たことはありません。

キンギョウキクサ

水面を完全に覆うほどの増殖力があり、

できれば混入させたくない水草です。

葉を分裂させながら増えていき、水槽や産卵床などの

隙間に入り込むので除去にかなりの手間がかかります。

睡蓮

主に屋外で栽培するのが一般的です。

敷材の中で根を張り、花を咲かせるためには、

肥料を定期的に播く必要があります。

茎をのばすことで水面に葉が出るようになります。

葉をかき分けるようにして卵を探す必要になりますので

手間がかかります。

水槽の水中

アナカリス

河川の中に自生するほど生存力の高い水草。

成長すると蕾のついた茎が伸び、水面で白と黄色の花を咲かせます。

寒さに強いと言われているが、光量は必要。

光量が不足していると、葉が茶色に変色しボロボロと剥がれ落ちます。

薄い葉がそこら中に散らばるため、掃除するのに苦労します。

スネールの住処になりやすいため、探す際には重点的に確認したい箇所。

葉の表だけでなく裏も貝類の卵の産卵床になりやすい印象です。

アナカリスを入手した際に、スネールが紛れ込みやすいので注意しましょう。

[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]葉が閉じている個体だと、卵が隙間に入り込み収穫する際に苦労します。[/chat]

マツモ

一本一本が葉の水草。

増殖力が高く横幅があります。

葉が多く抜けやすいため、卵が付着しやすく収穫する際に隔離容器内に紛れ込みやすい。

カモンバ

飼育経験はありませんが

密集している上にに横に広がっているため

卵収穫の際に手間がかかると思われます。

水草を入手する際にかなりの確率でカモンバの葉の一部が

紛れ込んでいることが多いので、葉が抜けやすいのでしょう。

ナヤス

増殖力があり、高く伸びる水草。

敷材の中に根を張らせて育てるのが大半。

根が細く、茎も折れやすいため、衝撃などで簡単に浮かび上がってしまいます。

[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]飼育初期に栽培しておりましたが、扱いに困り最初に手放した水草です。[/chat]

ウォーターバコパ

菜の花のような見た目です。

茎から根を出し、敷材の中に根を張ることで安定します。

成長することで水面を出て、黄色い花を咲かせます。

増殖力高く、高さが出る水草のため、配置が難しい品種。

アヌビアス・ナナ

硬い葉や太い根が特徴的

睡蓮のように株が増えていきます。

岩や流木に巻きつけることが出来ますので、敷材に植える必要が無い水草です。

密集しやすいので卵の収穫には向かないです。

ミクロソリウム

ほうれん草みたいな見た目です。

葉の表面から新たな株を増やす水草。

岩や流木に巻きつけることが出来ますので、敷材に植える必要が無い水草です。

密集しやすいので卵の収穫には向かないです。

ウィローモス

底を這うように増殖していきます。

周りのものを手当たり次第絡みついていきますので、トリミングが必要になります。

高く増殖するほど、日が当たらなくなるところが出来ます。

トリミングしてみたら一部が溶けていて、見栄えが悪くなっていたことがあります。

トリミング前だと、かき分けるようにウィローモスを探すことになりますので、

卵収穫の手間になります。

ブセファランドラ

https://twitter.com/kasumi_medaka/status/1331558517489111042

[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]これから導入しようとしている水草になります。インドネシア原産であり、アヌビアスナナやミクロソリウムのような形など様々な種類があるようで現在勉強中です。[/chat]

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まとめ

  • 効率重視するならアナカリス一択
  • 観賞を重視するなら好み
  • 水草に藻が発生すると手間がさらにかかる

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