知っているのようで、案外見過ごされている
メダカは3年しか生きられないと言われています。
メダカは3㎝程しかないので飼育方法を間違えると、
あっという間に亡くなってしまいます。
慣れるまではメダカの生存率を上げることに苦労します。
飼育環境に問題が無いか確認しましょう。
飼育経験を元にメダカの死因について紹介します。
経験に基づくメダカの寿命を奪う要因
水カビ
メダカの卵には有精卵と無精卵が存在します。
無精卵の場合、夏に関わらず水カビが発生してしまいます。
生存率を上げるためにも、無精卵は取り除き、
水量と温度と光量のある環境で育てましょう。
餓死
卵から孵化して2週間以内の針子と言われる期間に多い現象です。
グリーンウォーターでの飼育や栄養価の高い針子専用の人工飼料またはゾウリムシの餌やりで生存率を上げましょう。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]水質悪化がしづらいグリーンウォーターでの飼育がおすすめです。[/chat]
phショック
他の方から入手した親メダカを迎える際に起こしやすいです。
水道水であっても地域差があるようです。
また地下水を利用していたり、敷材により強引に体色を濃くする飼育者がいますので、
水合わせを丁寧に行いましょう。
発送に使用される容器は基本小さいため、アンモニアが充満しやすい環境です。
水合わせよりもアンモニアを取り除くまたは薄めることを優先する必要がある場合があります。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]
飼育環境が全く一緒の屋外飼メダカは別の水槽に移動させる際に、水合わせは行っていません。完全に飼育方法が異なる方法で飼育する際には、水合わせをした方が安心です[/chat]
アンモニア中毒
大量飼育や小さい水槽や立ち上げたばかりの水槽で起こりやすいです。
安定的な産卵を行わせるには、一匹辺り2Lの水量が必要と言われています。
水替えを行わないまたは餌の食べ残しやフンなどの沈殿物が増加することで起こりやすいです。
中毒になる前では水槽の水質が急激に変化しているので、
メダカが水槽内で跳ねたり、水槽の側面や産卵床、水槽ヒーターのコードなどに
体をこすりつけますので気づきやすいです。
飼育水の水替えの頻度を増やすか、更に大きな水槽で飼育しましょう。
急激な温度変化
冬に屋外から室内に移動する際に起こしやすい。
少ない水量でもいいので、屋外の飼育水と一緒に小さい容器に入れて温度を近づけましょう。湯煎を行うように
病気
免疫力が低下している個体が衰弱し、徐々に亡くなっていきます。
水質が悪化により起こりやすく、水面がグリーンウォーター化していいる確認が遅れてしまう。
また秋から冬、または冬から春における温度の上下が激しくなる際に起こりやすい。
飛び出し
アンモニアが増加している場合などの急激な水質変化、テリトリーの奪い合い
水槽のギリギリまで水を注いでいることで起こりやすい。
地震の揺れなどにより水が溢れることがありますので、
水槽に5㎝以上の空きがあると安心です。
挟まり
産卵床の両端を合わせてタコのようにする際に、
切り込みが浅く、メダカが入り込む隙間が出来ていると起こりやすいです。
挟まって逃げ出せなくなったメダカはもがくため、生き残っても鱗を傷つけるため
産卵床を用意する際には注意しましょう。
水生生物
屋外飼育や水草にに紛れ込み混入することがあります。
トンボのヤゴがメダカが捕食される相手として一般的です。
トンボを水面に触れさせないようにする必要があります
まとめ
- メダカのために用意したものが死因になりかねません
- 原因となるものを避けられるなら、避けてしまいましょう
- メダカを観察することでメダカライフを楽しみ、メダカの変化に気づけるようになりましょう
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