その取引、匿名だと思っていませんか?
インターネットは必須アイテムになっていますが、
それに関連する嫌がらせや犯罪は当たり前になっています。
そのため、「多少送料がかかっても匿名配送を選びたい」
という落札する方は多く見られます。
もし、自身の個人情報が相手に知られてしまうとしたらどのように思いますか?
今回は実体験を元に匿名配送の問題点を紹介します。
概要
毎日のようにネコポスを発送させていただいております。
たまには自身でも落札者としてヤフオクやメルカリを利用します。
今回も荷物が無事に届きました。
そのあとはいつものように不要な梱包材を処分します。
送状を入れる透明なシートは資源ゴミとして、
イエローグリーンのシールは紙なので剥がして燃えるゴミとして処分しています。
出品者の個人情報
今回は、異様にシールの枚数が多く貼られていたので、
印字されている内容が気になりました。
そこには・・・・
シール⑥(お届け先)
- 氏名
- 電話番号
- お届け予定日
- 発送方法
- 品名
シール⑦(ご依頼人主)
- 都道府県から番地までの住所(郵便番号を除く)
- 氏名
シール⑧(ご依頼主)
- 送状番号
- バーコード
画像は別の荷物のものを引用しております
問題点
シール⑥のような形で受取人自身の個人情報を確認することになっても問題はないと思います。
十数年前は送り主に個人情報を教えることが相手に荷物を送ってもらう方法であり、
相手に住所や氏名を伝えることは当たり前でした。
現在でもお問い合わせ番号を確認することで
最寄りの発送元や発送先の集配センターを確認することが出来るため、
完全に個人情報を防ぐことは難しいのは確かです。
しかし、送り主や受取人が「匿名取引」として出品物の売買を行ったのに、
送り主である出品者の氏名や住所、電話番号まで受取人が知ることが出来てしまうというのは、
匿名配送とは言えない状態なので信頼していた側としては、裏切られた気持ちになります。
個人的見解
匿名配送であれば本来、上記画像のようにシールに印字されます。
発送手続きは1000単位で行っておりますが落札の経験は微々たるものです。
今回は配達員のミスにより入力誤りや剥がし漏れの可能性は大いにあります。
ただ「匿名取引なら絶対に個人情報が知られることがないから安心」ということは決してなく、
「匿名配送は完璧ではない」ということを知っておきましょう。
補足(メルカリにおける匿名取引の例外)
出品の際に発送方法が「未定」になっている場合、
落札後に「らくらくメルカリ便」に変更しても
相手に住所が通知される仕組みになっているようです。
- 「未定」を含むその他の配送方法では、お支払い完了後に出品者へお届け先の情報が表示されるため、匿名配送にはなりません。
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]今回の取引は初めから「配送の方法:らくらくメルカリ便」でしたので該当しません[/chat]
まとめ
- 匿名配送は必ずしも自身の住所が記載されないわけではない
- 匿名取引であっても個人情報を知られる可能性があることを知っておきましょう
- 送り主の個人情報を知ることがあっても処分して見なかったことにしましょう
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