水槽で飼うならドラゴンブルーメダカ

メダカ

銀を染める龍碧

鯉のようにメダカを上から見ることで、

品種の特徴を楽しめることが知られるようになりました。

しかし魚を観賞するための飼育ケースと言えば、

横から見るためのものが大半です。

現在13種類のメダカを飼育しております。

その中から横から見るメダカ、

ドラゴンブルーメダカについて紹介します。

ドラゴンブルーとは

ドラゴンブルーメダカはヒカリ体型という、

尾びれ近くのヒレが上下対称の形です。

光の反射によってヒレの部分が青や緑色に見えます。

特徴を色濃く現れているものは体全体に現れます

緑色のドラゴンブルーはヤフオクでかなりの人気がありました。

飼育中のドラゴンブルーメダカ

ドラゴンブルーの一生

保有する中で横見が一番綺麗なメダカです。

飼育経験を元にドラゴンブルーメダカの一生について、紹介いたします。

灰色の有精卵

卵の間は透明の体に黒が徐々に混じります。

孵化する時には黒の割合が7割近くになります。

銀色の若魚

成長するに従って、全体が銀色になっていきます。

背中の部分は濃い銀色になります。

通常の体型よりもヒレの成長に時間がかかります。

1cmを超えても通常の体型のようにヒレが短いままの場合は、

特徴が出ていないメダカあるいは別のメダカとなります。

[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]通常体型のメダカと違い、見慣れていないと雄雌の判断が難しいです。[/chat]

成長しきっていない場合に選別して、後日確認すると両方オスなんてことがありました。

[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]稚魚を購入する際は雄雌の判断がつき辛いことを理解した上で購入しましょう。[/chat]

オスメスの違い

成魚のドラゴンブルーメダカで、上がオス。下がメス。

オスは上下対称のヒレが真っすぐ伸び切っていますが、

メスは上下対称のヒレがカーブを描こうとします

横見の変化

透明あるいは銀色のままで、光の反射によっても

変化しない個体が現れることがあります。

その場合は特徴が出ていない個体となります。

親メダカの選別作業

次の世代でも「特徴の維持」や「より良い個体にする」ためには、

選別と呼ばれる、品種の特徴を色濃く出ているものを

飼育している中から見つけ出す必要があります。

ヒカリ体型のメダカは背骨が曲がりやすいです。

見栄えの問題だけでなく、腹部を圧迫することで、

一日辺りの産卵数が減少や無精卵を招くことになります。

更に子や孫の体型に影響することが多くなります。

おすすめの観賞方法

上からメダカを見るのが一般的な観賞法方法ですが、

ドラゴンブルーは横見が特徴を活かす方法になります。

メダカは周囲の景色に合わせて色を変化させます。

ドラゴンブルーの場合は、背景を黒にすることで特徴が綺麗に現れます。

水槽でよく見られる透明の容器の場合は、

無変化または透明に近づけようとします。

前面を黒くしてしまうと、横見が出来なくなってしまうので、

それを避けるために見る方法以外の3面を黒く塗りつぶす

または黒く覆えるものを貼り付けることで、

背景を黒に近づけましょう。

まとめ

  • 3方向の背景を黒くして横から観賞しよう
  • 特徴が色濃く現れているドラゴンブルーメダカは体全体が青や緑に見える
  • ヒカリ体型のため体型が崩れやすく、親の体型が子や孫に累代されやすい

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