最小サイズの例外は現実的か?
荷物を発送する上で、送料は気掛かりなもの。
郵便物は基本、後払いではなく先払いなので、
否応なく現実を突きつけられる。
できれば安く済ませたいと思うのは当然のこと。
小さく、軽くすればするほど送料が安くなる。
という訳ではないので注意が必要です。
今回は、定形外郵便の最小サイズで勘違いしたことについて、
経験談に基づいて紹介します。
定形外郵便の最小サイズ
定形外の最小サイズ
円筒形、それに似た形の物:14cm、3cm
それ以外の物:14cm、9cm
ここまでは勘違いはしにくい。
あて名札
「ただし、これらを下回るサイズの場合でも12cm×6cm 以上の耐久性のある厚紙又は布製のあて名札を付ければ差し出すことができます。」
「12cm×6cm 以上の耐久性のある厚紙又は布製」
のインパクトの大きさに比べて
「あて名札を付ければ差し出すことができます」
あて名札という馴染みのない言葉。
ここを読み逃しやすいと感じました。
漢字をいくつも繋げている為、読みづらく、イメージ図がない。
荷物が12cm×6cmかつ、
耐久性のある厚紙又は布製
で事足りるように受け取れたが、
実際には主語は「あて名札」。
イメージとしては、ランドセルにつける給食袋。
送り状をどうにかして荷物に付ければならないということ。
できるだけ荷物を小さくしたかったので、
小さく薄くして郵便局に荷物を持ち込んだことがあります。
その際、郵便局員の方から、こう言われてしまいました。
「最小サイズを下回っているので、定形外郵便で送れない。」
「荷物を厚紙に貼り付けるか、大きめの袋に入れ直してほしい。」
とのことで、受け付けてもらえませんでした。
実際に例外の通りにやってみようとすると、
「送り状を付ける」という行為が非常に厄介。
そもそも、なぜ小さくしたいかといえば、
「送料が安く済ませたいから」
あて名札をつければ、大きくなる上に重くなる。
そうすると送料が増える可能性が高くなる。
荷物に紐をつけるのは必然的に強度が弱くなるので、
紛失する可能性が高まるので、あて名札を利用するのは現実的ではない。
できる限り、例外に頼らない方が確実に荷物を送ることが出来ると思います。
まとめ
- 最小サイズを下回っても、例外は現実的ではない
- 例外に頼る場合、荷物とは別に、送り状をどうにしかして括りつけなければならない
- 送料を安く済ませたいのなら、出来る限り最小サイズを守ろう
コメント