飼育を始める前に知っていればよかった
メダカを好きに飼育したいものの、後に気づくことが多々あります。
何事も挑戦と経験は必要ですが、思っていた結果と違うことや
メダカに被害が出てしまえば双方にとって良いことではありません。
飼育経験を元に、今になって思う知っていればよかったことを紹介します。
飼育環境について
「成魚用」「針子用」「若魚用」の3つの水槽が必要
小さいメダカは口の大きなメダカに食べられてしまいます。
成魚→若魚→針子という風に、体格の大きなメダカに追いかけられてしまいます。
針子は水面を漂うに泳ぐため、増えるにつれて高さよりも横幅のある水槽が必要になる。
大きくなるにつれて、相手に対し体当たりを始めることでテリトリーを主張し始める。
同じ時期に生まれても針子の間で体格差が出始め、餌を独占してしまう。
ミナミヌマエビやレッドラムズホーンを入れた分だけ水槽を汚す
苔取りや水質安定化させるために混泳をさせたくなります。
屋外など光量が高くなれば苔が食べきれなくなり、
混泳生物が増えすぎれば、水槽の環境を良くさせるどころか悪化させます。
水槽外に飛び出す
飼育水をギリギリまで加水すると水槽から飛び出してしまうため、
水量は5cm程、少なめにする必要があります。
飛び出し対策だけでなく地震の揺れ対策にもなります。
隙間に挟まる
産卵床や敷材の隙間に隠れた後に抜け出せなくなることで、最悪亡くなってしまいます。
強引に抜け出そうとすれば体を傷つけてしまいます、
筒状や赤玉土などの粗い敷材の使用は控えましょう。
ヒレ長メダカが病気になるとヒレがボロボロになる
病気になっても治せば元に戻ると思っていました。
症状が悪化してしまうとヒレがボロボロになり二度と戻らなくなるため、
早期の発見と適切な治療が必要になります。
ブラックダイヤは光量不足になると免疫力が低下しやすい
日当たりが悪いところで飼育していた時に、
体の一部で鱗が落ちて黒い体色が白くなっていました。
屋外飼育について
屋外にはメダカの天敵がいる
陸からは猫や狸、ハクビシン、隣人
空からはトンボのヤゴなどの水生生物
発泡スチロールは消耗品
傷つきやすく壊れることで使えなくなると思っていました。
使ってみると、紫外線に当ることで外側が粉を吹いていました。
緑色の柿の葉を入れてはいけない
乾燥する前の葉を集めて、越冬対策としてそのまま水槽に投入しました。
徐々に飼育水から臭いがするようになり、翌年の春には柿の葉だけでなく
水槽の側面にヌメリが発生し、星河メダカは病気になって何匹か亡くなっていました。
メダカの入手について
画像一枚の出品物に気を付ける
不安があったものの500以上の評価を受けていたため、卵を購入しました
その後に成魚になると全く別の品種のメダカでした。
紅白メダカの模様は様々
メダカ飼育に興味を持ち始めたのが紅白メダカの魅力に取りつかれたからです。
様々な紅白メダカを入手することで沼に入り込みました。
産卵床に付着させる前のメダカから直接卵をもぎ取るほど、
母数を増やすために必死でした。
幾ら増やしても画像のような個体が全く現れなかったことで、
重点的な飼育はしなくなりました。
メダカは赤い色素を持たない
[chat face=”6807C305-7802-43EA-A69B-C50DA0ADF3A0.jpg” name=”カメ太” align=”left”border=”gray” bg=”none” style=””]真っ赤な紅白メダカや真っ赤な雲州三色の卵を入手したことがありますが、どちらも赤になりませんでした。[/chat]
まとめ
- 情報として知っていても理解したことにはならない
- 実際に飼育してみたから分かることがある
- メダカ飼育3年目であっても日々学ぶことばかり
コメント